不動産物件をお求めの方へ

デメリット
「任意売却物件は安い」という認識が広がっているため、任意売却物件を探している方が増えていますが、その一方で、任意売却物件購入のデメリットやリスクを理解していないケースもあります。
任意売却のリスク
- 物件管理があまり良くない
- 情報開示の信頼性は低く、情報開示のタイミングが遅い
- 売主側の債権者との調整に時間がかかる
- 居住者は家賃の滞納や遅延の常習者の可能性が高い
- 退去後の修繕にコストが掛る事もある
任意売却物件は競売になるかならないかの物件であるため、物件の管理全般が緩く、大規模修繕が実施されていない場合や清掃がされていない場合などがあります。所有者の愛着も低下しているため、建物関係の書類を紛失している場合があり、情報管理や情報開示にそれほど期待できません。
また、売主側の債権者がなるべく損失を少なくしたいという理由から、金額の調整や交渉に某大な時間が費やされます。自分以外の第三者の動向に左右されやすく、債権者の決算数字やその他の諸々の外的要因で状況が変化します。
任意売却物件を購入するには、ある程度の空室や物件の修繕に対処できる経済力や、売主の対応・事情をくみとる寛容さと忍耐力が必要となります。