ナースコールの意味を考える

 体調不良により入院を余儀なくされたものが、看護師もしくは担当医師に連絡を取りたい時に用いるのがナースコールです。付添いの家族がいる昼間の時間帯は、ともかく病室に一人残される夜間の時間帯はナースコールは 命の電話でも有るわけです。

体の弱りと心の弱りは、比例するので、いつでも看護師センタ-につながつているという事自体が、病人のメンタルケアにものスゴク貢献していると言えます。

最新技術の発達で、ナースコールも すっかり様変わりしました。とくに以前は有線で飛ばしていたものが、無線で飛ばせるようになったのでナースコールシステムのリニュ-アル自体も大変簡単になりました。病室と看護師センタ-のやり取りできる情報も
比較にならない位沢山の事が看護師センタ-でわかるようになりました。

ただ、患者さんがナースコールを、心細いとかのメンタルに起因する理由で使い、その為に看護師が出動する回数は、以前とかわらず一定数あります。看護師はギリギリの人数でまわしているところが大半なので、このムダオシをいかに減らすかは、ハ-ドではなくて 病院と患者さんとの間のソフトの話になるのかなあと思っています。

ここは、本当にデリケ-トな問題で、時間が必要かと言われています。