医療事務の仕事は、医療機関での事務仕事の他にも沢山の業務があります。
受け付け・電話応対・会計・呼び出し・カルテ出しと管理・パソコン作業・看護サポートや、勤め先によっては掃除や買い出しなどの雑用もあります。
総合病院ならば、事務専門の仕事のみ行うケースもあります。
仕事がしっかりと分担化されていて、パソコン入力だけを行ったりして、患者と一切接することがない事務員もいます。
その分同じ職場で働く事務員も多いので、人間関係を良好に保つことがスムーズに事務仕事をすすめる上で必要です。
小さな病院では、事務員が医師や看護師と直接関わってきます。
患者から受けた質問を、医師に聞きに行ったり、確認したりします。
例えば、小児科では予防接種や採血をする時に、小さな子供が動かないように抑えたりと看護師の手伝いもします。
嘔吐や下痢等の処理を手伝うこともありますので、事務作業だけでなく、看護師の助手としての仕事もプラスされています。
業務が多岐に亘るので、大変なこともありますが、医師や看護師、患者とも直接関わるので、病気の知識が身についたり、怪我をした時の対処法が学べます。
事務以外の事も学べ、私生活においても役に立つ知識が得られます。